光と空

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テレビ局もネット配信へ、地方局はどうなっていくんだろうな。

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こんにちはtakaです。

テレビ局の放送がネットでも見られるようになりますね。

まずはNHKがテレビと同じ内容時間帯で「常時同時配信」及び放送後1週間はいつでも見る事が出来る「見逃し番組配信」これらを組み合わせた「NHKプラス」が4月1日から開始されます。

ただ試験的にNHKでは今月1日から一部サービスが始まっているようですね、それは午前の7時から翌日午前0時までの17時間程度として。

ネットというものがこの世に出回り、いつかテレビもネットに入ってくるだろうなと思ってましたが、いよいよ現実のものとなってきました。

民放キー局でもこの秋から順次始まっていくようですね、NHKは全国ネットワークであり我々から受信料を徴収しているので経営の心配など毛頭必要ありませんが、問題は地方局が今後どうなっていくのか気にはなります。

以上の観点からネット放送、現在の地方局について思う事を書きます。

ネット放送のメリットデメリット

どんな事柄も一長一短で完璧など存在しないのですが、ネットならではのメリットもあるしデメリットもありますよね。

ネット放送のメリットと言えばやはりいつでもどこでも好きな時に、好きな時間に見れるという事が大きいでしょうね、テレビ局としてもその事を計画としているのでしょう。

普段会社勤めの方が大半でしょうし、スマホの時代なので移動の時でも仕事の合間でも見る事が出来る。

外にいていつでもどこでもがネット放送の一番のメリットでしょう。

反面デメリットとしては、ストリーミング放送でしょうから混信があると見ている途中で止まったりとそれは気になるでしょうね。

普通の自宅のテレビだと電波なので見ている途中で止まるというのはまず無いに等しいのですが、ネットだとそれがね。

同じ事柄だと家のパソコンでYouTubeを見ていても途中で止まったりする事もあります、色んなアプリを開きながら見ているとそれだけCPUは処理に追われるので動画がカクカクしたりね、皆さんも経験があると思います。

俺は今年パソコンを買い替えたいと思うのですが、現在のCPUがCeleronなのでとにかく何か作業をしていても重くて途中でフリーズしたりがよくあります。

これはもの凄いストレスです、ネット放送でも処理速度が遅いPCだったり端末を使い、いざ放送を見ていて止まっていたんでは見る気も失せてしまうでしょう。

テレビ局はこのデメリットに対しどう対策をとるのか分かりませんが、この事が一番の課題かなと思います。

地方局の存続が危ぶまれる可能性も?

キー局はお金持ちの東京にあるのでまず無くなるという事はないでしょうが、問題は地方局ですね。

地方系列局の収入は主に企業からのスポンサー収入、キー局の番組を放送して得られる電波料収入。

地方では人口も減少し、企業が倒産している所もある。

そこでネット放送が開始されると、別に家にあるテレビで見なくても良いわけです。

民放は視聴率でも成り立っているので、視聴率が下がるとそれも経営への打撃となります。

企業だってネットの時代ならネットに広告を出すでしょう、ネットの方が老若男女問わず多くの方が見ている時代ですから。

テレビはもはやただ付けているだけ、もしくはスマホを見ながらチラ見する程度って事もありますでしょう。

若い人はまず家にいてテレビはそんなに見ませんでしょうからね・・・。

大都市圏ならまだしも地方の経済的パイは人口減少、東京一極集中により疲弊していますから改めて地方局にとってネット放送が開始されるというのは危機的な事と思います。

しかし地方局はその地方に根付いている局、その地方の魅力も発信している局ですしローカル番組ってのはやっぱり良いものです。

テレビってスマホのようなあんな小さな画面でなくて、大きい画面で見るから良いんですよね、テレビの魅力はそこにあります。

地方局にとってはこれまでのようなやり方では通用せず、いかにアイデアを出しうまく経営をしていけるのか難しい課題ではありますがなんとか乗り切っていってほしいです。

最後に

テレビが娯楽、そんなテレビ世代で育ちました。

テレビの質は落ちました、勿論面白いものもありますがつまりは面白ければ見続けます、CMなんて昔は気にもならなかったのにね。

テレビ離れはネットの台頭が一番の理由かもしれません、それこそいつでもどこでもネットって見れるから。

それでテレビ局もネット進出へと舵をきったのでしょうが、4K8Kで画質を良くしようがソフトがつまらければ何をやっても変わらないと思います。

面白ければ白黒だって見ます、画質云々は関係ないと思うんですね、ハードよりソフトだろうと。

あれもこれも規制ばかりでは面白くないでしょう、毒気もあるからエンタテイメントって面白いのだし、それらがありふれており自分で何を見るか選択出来るのがネットです、テレビ離れは必然に起きたと言ってもよいでしょうね。

芸能人だってどんどんYouTubeに参入してきています、それほどテレビではやれる事って限られているし思い切った事も出来ないだろうから。

テレビ局には昔のようにおもいきった事をやってほしいね、あれこれやるとスポンサーもうるさいだろうけどさ・・・。

今日はこれにて、お読み頂きありがとうございました。

 

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