光と空

日常での出来事や思った事、感じた事を綴っていきます。

全国花火競技大会【大曲の花火】の季節が近づいてきました。

大曲の花火とは?

www.oomagari-hanabi.com

こんにちはtakaです、なんだか時間ばかりが過ぎてゆく、気づけばもう8月。

各地で熱中症が相次いでおり今年の暑さは異常ですね、暑いって寒いより駄目ですな。

ようこそ「花火の町大曲へ」、今年の大会テーマは「行雲流水~あいよりあおし~」だそうで意味はわかりません(笑)

毎年8月の第4土曜日に秋田県大仙市大曲の雄物川河川敷で開催される全国花火競技大会(大曲の花火)。

知っておられたり、実際に見られた方もいらっしゃるかと思います、自分は人生で1回だけ(笑)、なかなか機会に恵まれないというか、でもあの興奮と感動は一生忘れないと思います。

1910年(明治43年)から始まり、途中で開催されない事もありましたが、今年で第92回目となりました。

大曲の花火は「土浦全国花火競技大会」と「長岡まつり大花火大会」と合わせ「日本三大花火大会」の一つでもあります。

全国から選りすぐりの花火師さんが集まり、その花火の質を競う競技大会、それはもう凄いものです。

優勝者には内閣総理大臣賞が与えられる日本屈指の花火大会

これは花火師さんにとって、なんとしてでも頂きたい賞ですよね。

だからこそ周りと競い合いより良い物を生み出す、結果的にこちらとしては素晴らしいものが見れる。

この内閣総理大臣賞が与えられる花火大会は土浦全国花火競技大会とこの大曲の花火だけです。

そして大曲の花火で特徴的なのは「昼花火」があるという事です、これは午後17時30分から始まるのですが、この昼花火が行われるのは大曲の花火だけであり、他の花火大会は見た事がないのでわからないのですが、音楽に合わせ花火を打ち上げる手法は大曲の花火が発祥と言われています。

花火を遮る建物もなく、光のシャワーが降り注ぐ。

場所は大曲の雄物川河川敷、観覧席があって1級河川の雄物川を挟み、その対岸で花火師さんが花火を打ち上げます。

この場所はビルとか家とか建物はありません、だから目の前に広がる光景はモロ花火だけ。

そしてそばに「姫神山」という山があるのですが、ここに花火の音が反射して返ってくるので、体感として花火の爆発振動がダイレクトに伝わってきます。

あの1回だけ見た記憶、当時親戚のおじちゃんに連れていってもらったのですが、ほんといい席を取ってくれて、見上げれば真上に花火、光のシャワーが降り注ぎました、まだ覚えているんですが、感動と興奮で鳥肌立ちっぱなし、涙がこぼれていました、そしてチビっていました(笑)勿論、いい席で見れたらの話ですが、少し離れた所でも素敵な花火が見れると思います。

とにかく人だらけなので、帰宅はかなり困難かも

素晴らしいものを見れるのはわかっていても、やはりデメリットもあるんですよね。

特に県外からの方だと行くにしても帰るにしても色々計画を立てないといけません。

大半の方は車で来られると思います、もう何日も前から場所取りの為に。

秋田以外の東北の方などはなんとか車もありでしょうが、もっと秋田から遠い方だと一番いいのは観光バスなどで来られるのが一番安心安全かな。

そして電車ですと、大曲駅という駅がありますが、そこから会場まで歩かないといけません、結構な距離です。

例えば東京からだと「秋田新幹線こまち」という電車がありますが、これで大曲駅に降りて歩く。

いずれにしても必ず歩きますので、それが本当に大変だと思います、ましてあの人の多さです、人口が4万人くらいの大仙市大曲に毎年80万近くのお客さんが全国から集まるので(汗)。

帰るのが困難、ならばそばの宿泊施設に泊まって帰ろうと計画を立てたとしても前年から、いや、もう数年先の予約も埋まっていると聞きます、マジかよ・・・。

一応わかる範囲で交通アクセスを書いておきます。

※車
 秋田自動車道大曲ICから車で約10~15分(平常時)

※飛行機

東京国際空港
名古屋空港   
伊丹空港
札幌空港

から秋田空港へ、リムジンバスで40分 → 大曲

※電車
東京 秋田新幹線 → 大曲
東京 山形新幹線 → 新庄 奥羽本線 → 大曲
上野 羽越本線経由→ 大曲
大阪 羽越本線経由→ 大曲

JR大曲駅から徒歩30分(約2Km)

こんなかんじかと思います、あともし会場に着いたらすぐにトイレチェックをしてほしく思います。

仮設トイレになりますが、かなりの数はあると思います、勿論花火を見ながら飲み食いすると思うので、トイレが近くにないと大変です、なるべく自分の席の近くにトイレがあるかどうか一番先にチェックしないと。

そしてこのトイレも予想はできると思いますが、かなり混みますので(泣)

男ならそこら辺で用を済ませる事ができるでしょうけど、女性はそうもいかないので。

花火を見るなら有料観覧席(桟敷席)が一番だけど結構高い

もう席の予約なんてとっくに終わってるんですが、見るのなら桟敷席が一番ですが、やはりそこは無料というわけにはいきません。

もう来年の事になってしまいますが、チケットの購入方法などは上記の大曲商工会議所のリンク先でご覧になって頂ければと思います。

そして、おととしまでは無料自由席というのもあったようですが、この自由席が昨年から有料になりました、一人1000円ですが、高校生までは無料です、当日に徴収するようです。

大曲の花火一番のメインは大会提供花火!

きっとこの「大会提供花火」が見たいがために訪れる人の方が多いのだと思います。

昼花火から始まり、それが終われば夜花火へ移行していく、大曲の花火もクライマックスに近づき、最後の方で打ち上げられる大会提供花火。

なんて言ったらいいんだろう、言葉になりません、あまりにも凄すぎて。

上の方で感動と興奮で泣いたと書いたのはこの大会提供花火の事です、あの時は周りの人も泣いてたなぁ。

勿論それまでのセットリストで打ち上げられてきた花火も素晴らしいのですが、この大会提供花火は規模から何から凄まじすぎて。

YouTubeでも大曲の花火と検索すれば沢山出てきます、殆どの方が大会提供花火しかアップしてませんが(笑)

動画で見ても素晴らしいのですが可能ならば実際に見られた方がいいです、世界が変わります!

そして大曲の花火の行程が全て終わると、お客さんがペンライトを持ち、対岸にいる花火師さんに感謝の気持ちとしてペンライトを振るのです、花火師さんもそれに答えて小さい煙幕というか、を出してお互いエール交換をします、この光景も感動です^^

最後に

行くのも大変、帰るのも大変、でも人生で1度だけでもこの大曲の花火を見て頂きたい、秋田県民として確実な感動と興奮をお約束します。

今月25日の土曜日に開催される大曲の花火、BSでも毎年生放送されています。

自分は行けないのでテレビで飲みながら鑑賞したいと思います、あれ?今日の夜に地上波のNHKで長岡の花火が放送されるんだったかな?一度でいいから長岡の花火のフェニックスを会場で見たいものです。

大曲の花火が終われば夏が終わるんだな、毎年このように思います。

昨年は花火大会前日だったか、こちらは豪雨被害で雄物川が氾濫し、せっかく作ってきた会場施設が冠水するという悲劇にあいました、一時は開催が危ぶまれましたが、大会関係者の懸命な努力により、見事に復旧させ開催へとこぎつけました。

せっかく来て下さる方に残念な思いは絶対にさせられない、1年も前から楽しみにして下さっている方への期待を裏切る事はできない、そんな思いだっと聞きます。

今年もなんとかお天気が良く、好条件で開催されるのを地元人としても願います。

いつか大曲さ来てたんせ~(来てください~)、いいどごだど~(良いとこだよ~)。

今日もブログを見て頂きありがとうございました。

へばね~。

 

© 2020 光と空