【田んぼの草刈り】を始めます。
カメムシ対策には草刈の徹底を!
こんにちはtakaです、3連休も最終日ですね。
今日からまた田んぼの草刈りをする事にしました、田植え後からするとこれで2回目の草刈りとなります。
なんかこうやってブログを書くのも久しぶりのようなかんじです、なかなかね、気力が湧かないというか(汗)
毎日ブログを書かれている人ってすごいなと感心しております。
なんだろな、印象としては稲の病気、例えばこれまでもブログに書いてきましたが「いもち病」とかってあまり聞かなくなってきたと思います。
今は便利な薬があったりして、田植えと同時に薬を撒く「箱処理剤」とかあるので、そういったものが普及しているのもあるのかもしれません。
ですが、逆に減らないというかむしろ増えてきているのは「カメムシ被害」だと思います。
田んぼ周辺の雑草にはカメムシが産卵や、ふ化をするのに最適な「ヒエ・ホタルイ」といった雑草があるのでその草を増やさない為に草刈りをしないといけません。
前回草刈りをしたのは先月の5日からでした、画像は現在の様子。
これは田んぼの排水側になりますが、雑草の成長力ってすごいものです。
わずか1ヶ月ちょっとで草を刈らないといけません、除草剤を撒くという手もありますが、除草剤は雑草の根まで枯らしてしまいます、いい事のように思えるでしょうが、雑草があるからこういった法面が丈夫にもっているという利点もあります、皮肉なものですが。
全く草が無くなると、こういった法面の耐久力が無くなって崩れてしまうんですよね。
例えば山は木があるから土砂崩れとかそうそうは起きないものです、これがただ何も植わっていない山ならただ崩れるだけです、それと同じ事と言いますか。
草刈後です、綺麗になったかと思います^^
しかし法面は急だし、かなり前かがみにならないと下の方まで刈れないので毎度のことですが非常に難儀な作業です(泣)
草刈りってどうせ刈るのは機械なので一見楽そうに見えますが、とても大変な作業です、雑に刈るわけにもいかないし、きちんとやらないといけません、まして炎天下でやろうものならそれこそくたびれと重なり熱中症にもなってしまいます。
自分も一度熱中症になりかけました、心臓の鼓動が早くなってきて、なんか息苦しくなって、ふらふらの状態になってしまってね、手もしびれてきたので途中で草刈りを止めて家に逃げてきました。
昨今は気象がおかしく異常に暑いですもんね、昨日は京都で38℃だったり、関東では40℃なんて所もあったようですね、ありえんぞ人の体温より暑いって。
気温って1℃違えばかなり違うものですから、体に異常を感じたらすぐに作業や運動を止める事ですね、命にも関わるので。
カメムシって一度も見た事がありません(笑)
JAからはこういったパンフレットが今の時期によく来ます。
こういった稲にたかってくるカメムシは一度も見た事がありません、普通に家にいたりするそれこそ亀の形をした臭いカメムシは見る事はあっても。
カメムシは田んぼと田んぼの間にある「畦畔」という、いわゆる境界みたいな所によく生息するとも言われています、そこも勿論草刈りをします、明日あたりやろうかと思っています。
カメムシにたかられた稲の実(玄米)は黒くなります、これではお米の等級が下がってしまうので、農家にとっては減収となります。
田んぼ周辺に「ヒエやホタルイ」があるのならば、それを草刈りすればいいのでまだ安心ですが、一番厄介なのは田んぼの中にこれら雑草がある場合です。
これだとダイレクトにカメムシにとっては絶好の場所となってしまいます、なのでどこの農家さんも田植えと同時か、田植え後に田んぼに除草剤を撒きますが、それでも雑草が生えてしまう事もある。
雑草は同じ薬を使っていると耐性が出来てきて効かなくなってきたり、田植え前の代かきなどをきちんとやらないと、除草剤を撒いても種が残っていれば後から生えてきたりと、ほんと難しいです。
自分も一度1等米が2等米になった事もあります、知らない間に玄米をチュウチュウ吸ってるんだなこいつらは(泣)
最後に
8月のお盆の頃には殺虫剤を田んぼに撒きます、あとは稲刈りまで1度か2度、田んぼの草刈りをして、本番の稲刈りとなります。
まだ家の田んぼは「中干し」中です、なかなか田面が乾かなくて・・・雨が続いた日もあったし。
でも今週は天気が続くみたい、東北の南部は梅雨明けしたし、こちらを含めた北部も、もう間もなく梅雨明けなんて言うでしょう。
天候には逆らえませんね、こちらの計画通りに絶対いきません、本当は田んぼに水を入れたいのですが、土が乾かない事にはどうにもならず。
用水路にはたっぷり水が来ているのに、ただの垂れ流しがなんとも勿体ないのですが。
まぁなるようにしかならんか、自然の流れに身を任そう。
今日はこれにて、ブログを見て頂きありがとうございました。
へばね~。