そろそろ田んぼの【代かき】準備でも。
トラクターからロータリーをはずす
こんばんはtakaです、今日はお天気の良かった秋田県でした、ちょっと風は強かったけども。
この前に田んぼの耕起を完了したと記事に書きました、そして今度は田んぼに水を入れて「代かき」という作業になります。
代かき(しろかき)って言うのは、田んぼに水を入れてそれをトラクターでかき混ぜて均す事を言います、つまり土をドロドロにして平らに均すという事。
代かきには「一番かき」と「二番かき」というのがあって、一番かきでざっと均して、二番かきできちんと均して平らにする、これが完了して「田植え」となります。
このトラクターについているロータリーをはずします、だいぶ刃が減ってきたなぁ・・・一度も交換した事がないのです、買った時はもっと太かったんですけどね。
この刃が減ると土を細かくできないんですよね、昨年よりも今回田んぼを掘った時に土は塊が大きかった、いずれ水を入れて均せばどうせ泥にはなるって言っても、やっぱり土は堀った時点で細かい方が後々楽なんです。
トラクターのロータリーをはずしドライブハローを付ける
とりあえずロータリーをはずしました、これから「ドライブハロー」と言う物を付けます。
代かき専用のアタッチメントです、普通の耕起専用のロータリーより幅も広くでかいです。
目の前にあるのが「ドライブハロー」です。これをトラクターに付けます。
ゆっくりトラクターをバックし、ガッチャンと取り付けます。
装着完了です、軽油も入れたしあとはいつでも機械だけは動く事ができる。
が、一番嫌な作業の到来です、それは田んぼの水入れなんです。
まぁ気を使う、周りの農家の田んぼの状況も把握しないといけないし、一人水を田んぼに入れれば自分もと田んぼに水を入れる人が出てくる。
もうね、田んぼの水管理は一番難儀な作業です。
みんな農家さんは水が欲しい、せっかく順調に水を入れていても、いつの間にか水がロクに入っていない、なぜかと言えば他の農家さんも水を入れ始めるので水の勢いが無くなっているんです。
時間ばかりかかり、自分の場合だったら夜中に起きて水が田んぼに貯まったかなどの確認をいちいちしないといけない、おかげで酒も飲めない(苦笑)
田んぼに水が貯まったら自分ばかり使っているわけにはいかないので下流にある農家さんに水を流してやらないといけないし。
はぁ・・・しんどい・・・。
まぁでもお互いさまなんでね、譲り合いの気持ちでいかないと。
ドライブハローの中は耕起のロータリーと一緒でこのように刃がついてます、回転しながら土を均していくしくみとなっています。
最後に
毎年の事ながらほんと嫌な季節となってきました、上記に記した水管理です。
落ち着いてくれば楽に思えてくるんだけど、これから田植えまで~田植え後、水が一番必要な時期だととりあえずは7月の頭まで、あとは8月のある時期まで。
とにかく稲の成長は水次第、水管理をおこたれば収量にも大きく響きます。
人間もそうですね、体内の7割は水で出来ています、作物もどう育つかは水次第なんです。
うん、やるしかないんだわな、うん・・・。
明日あたり田んぼに水を入れてみるか、だまっていたってしょうがない、前に進まないと何も始まらん。
今日もブログを見て頂いてありがとうございました!
へばね~。