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【甘酒】飲む点滴・美容液と言われる理由、ちょっとした料理もご紹介。

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こんにちはtakaです。

今月の15と16日に秋田県の横手市では小正月行事として「かまくら祭り」がありました、秋田県ではこのかまくらが過ぎると春が来ると昔から言われています。

そしてこのかまくらの中では袢纏を着た小さい子や学生が(秋田では袢纏をどんぶぐとも言います)入ってたんせ~、と迎え入れてくれて甘酒をふるまってくれるんです。

ほっぺたを赤くした子供達がまた愛おしいものでね、もう何年と横手市には行ってませんが、かまくらの中は温かくそこで飲む甘酒はとてもおいしいものでした。

そこでなんとなく甘酒について興味が出てきたので色々と調べてみました。

甘酒の種類と栄養、健康効果について

甘酒には「酒粕甘酒と米麹甘酒」の2種類があります。

主に甘酒として知られているのは米麹による甘酒かもしれませんね。

酒粕甘酒の特徴

米麹に酵母菌を加え発酵させて出来たのが酒粕です。

栄養価も高く「食物繊維、ビタミン、ミネラル、タンパク質、ペプチド、アミノ酸、葉酸」なども含まれてます。

酒粕には様々な働きがあって、血圧やコレステロールを下げる作用、血流を良くして体を温める効果もある事から美肌にも期待できます。

米麹甘酒の特徴

酒やみりん、甘酒、味噌などに欠かせない米麹は蒸した米に麹菌を繁殖させたもの。

米麹には美肌効果が期待できる「コウジ酸」が豊富に含まれていて、他にはビタミンB2が含まれているため皮膚や粘膜を保護してくれる働きもあります。

ビタミンB2には体内から肌を綺麗にするという働きがあって、肌を保湿し肌へのハリも与えてくれる効果が期待されているので「飲む美容液」と呼ばれる事があり、成分が点滴と似ているので「飲む点滴」とも言われてます。

甘酒の栄養価と健康への効果

ぶどう糖

甘酒に含まれているぶどう糖は脳や体を動かすために必要なエネルギー源であり、食事の代わりとしての栄養補給とエネルギー源となるので、食欲がない時や体が疲れている時、時間がなくて食事が摂れない時に最適ですね。

ビタミンB群

ビタミンB群は酵素の働きをサポートする補助酵素である事から脂質の代謝を促してくれる働きがあります。

甘酒には「ビタミンB1、B2、B6、ナイアシン」などが含まれます、タンパク質の合成や体内の様々な代謝に関わるビタミンB群は、体の内側だけでなく肌を整える働きも期待できる栄養素。

この栄養素は体の疲れを感じている時は特に必要で、甘酒においてはその吸収率が90%以上とも言われてます。

オリゴ糖と食物繊維

オリゴ糖や食物繊維は腸内環境を改善してくれる栄養素です。

食物繊維は腸内の老廃物を排出してくれる働きがあり、腸内環境が整うと免疫力が向上します。

免疫力が上がると風邪などの病気にかかりにくくなるなど、体に良い影響が期待できます、よく腸は第二の脳とか、腸が免疫をつかさどっているとも言われますもんね。

ミネラル

ミネラルは体を作る為に必要な栄養素です、丈夫な骨や歯を作り健康に保つ、成長を促す、代謝を助けるなどの働きがあります。

酵素

でんぷん分解酵素と呼ばれる「アミラーゼ」や、たんぱく質分解酵素と呼ばれる「プロテアーゼ」 、脂肪分分解酵素と呼ばれる「リパーゼ」をはじめとする100種類以上の酵素が含まれています。

必須アミノ酸

体の中の細胞を作るのに必要な成分であるアミノ酸、けど体の中で合成することが出来ず食べ物から摂り入れる必要があるものを必須アミノ酸と呼びます。

その必須アミノ酸は9種類あり、甘酒はこの全てを含んでいる飲み物となります。

甘酒にはダイエット効果と美肌効果も

これは主に米麹を使った甘酒となります。

酒粕甘酒は作る過程で砂糖を使っているのでダイエットとしては合わないんですね。

ビタミンB群が新陳代謝を上げる役割があり、炭水化物をエネルギーに変える働きがあります、ビタミンB群を摂取しないと糖質や脂質が代謝されずに体の中に溜まってしまうから、結果として太ってしまうという事になるんですね。

そして甘酒には代謝に欠かせない酵素が100種類以上含まれており、特にリパーゼという酵素は脂肪分を消化しエネルギーに変えるという働きがある他、内臓脂肪や皮下脂肪を燃焼させる働きもあります。

酵素には腸の働きを活性化する効果があり、腸内環境が改善されると溜まった老廃物や悪いものが排出されやすくなります。

乳酸菌で便秘も解消

甘酒には植物性乳酸菌が含まれおり、尚且つオリゴ糖も含まれていて善玉菌の餌になってくれます、植物性乳酸菌は生きて腸まで届くと言われてます。

乳酸菌やオリゴ糖があるから腸内の環境が良くなって便秘の解消に効果が期待されます。

酵素と食物繊維で美肌効果

酵素は代謝を促してアンチエイジングが期待できる成分です。

また、食物繊維は腸内環境を整えて便秘解消も期待できます、便秘が解消されると肌荒れなどが改善される事も期待できますね。

甘酒を飲む事により精神安定作用も

やっぱりか、なんだか飲むとホッとするんですよね。

甘酒には「GABA」というアミノ酸も含まれていたんですね、あれ?確かチョコレートにもGABAって入ってなかったけか、だから疲れた時は甘い物とかそういう理屈なんだろうか。

GABAにはストレスや体の疲れを緩和する作用があるようで、神経が高ぶっている時って交感神経が働いているんだけど、甘酒を飲む事によってリラックス神経である、副交感神経を優位に働かせる事が出来る、だから気持ちを落ち着かせる効果があるんですね、なるほどなぁ。

秋田姫美人を使って鶏もも肉の照り焼き

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上記画像の「秋田姫美人」を使って鶏もも肉の照り焼きを作ります。

材料は秋田姫美人150g、鶏もも肉は150gありました、そしてこのブログではよく使う味どうらくの里(笑)

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秋田姫美人150gに味どうらくの里50ccを混ぜたものをタッパへ、その中に鶏もも肉を食べやすいサイズに切ったものを入れて一晩浸けます。

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一晩浸けたものを取り出す、汁気があるのでキッチンタオルの上において汁気をきっておきます、そうしないと油はねをしたり、フライパンにこびりついたりするので。

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あとはフライパンでただ炒めるだけです、よく火が通ったなと思ったら最後30秒ほど蓋をして蒸し焼きで完成です。

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食べてみたんですが、すごく香りも良くておいしかったです!

今回は照り焼きでしたけど、同じような工程で鶏肉のから揚げなんかも出来そうですね。

最後に

いかがでしたでしょうか、自分も甘酒の事はそこまで詳しくは知らなかったので、こうやって調べながら記事を書いていくと勉強にもなりました。

甘酒って冬に飲むってイメージもあったんですけど、大昔は夏場に飲まれていたんですよね、夏バテ防止って意味もあったようです。

でも家庭で甘酒を作るのも材料を揃えたり大変な事もあるので上記の画像のように「秋田姫美人」という商品などがあれば簡単に作る事も出来ます。

ただ甘酒として飲むのならこの商品一袋(350g)と水を350ccを混ぜて鍋にかけ、沸騰直前で火を止めて出来上がりです。

この商品はこちらでしか売ってないのかなぁ、Amazonや楽天、ヤフーショッピングを調べても無かったので。

ちなみに製造販売元はこちらより↓↓↓

touhoku-syouyu.shop-pro.jp

今日はこれにて、ブログを見て頂きありがとうございました。

へばね~。

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