【だまこ鍋】秋田では郷土料理です。
こんにちはtakaです。
昨日の出来事ですが、俺が家族の飯を作る事になったのでその事を書きたいと思います。
寒くなってくると鍋物が食べたくなります、秋田県では家庭で作られる鍋物として「だまこ鍋」というものがあります。
秋田県で有名な郷土料理と言えば「きりたんぽ鍋」とか「しょっつる鍋」などもあります。
でもきりたんぽは作る工程も難しいですし、主に業者さんが作るものでありますが、だまこだと家庭でも簡単に作る事が出来ます。
だまこ鍋の由来はどこからきているのかわかりませんが、ごはんを丸めて鍋に入れるから玉っこからきているのか、それは定かではありません(笑)
自分が小さい頃から祖母やおふくろが「だまっこ」と言っていたのでまぁそんなものだと思って育ってきました。
鍋物っていいですね、普通の食事だと一つ一つレシピを考えて作るのって大変だったりしますが、鍋はただ具材を全部入れて煮込めば出来上がりですから手間もかからないし、汁に溶けだした栄養素も全部摂取する事が出来る、そして一つの物をみんなで食べる事も出来ますから。
だまこ鍋の材料
材料はマイタケ、鶏もも肉、ネギ、ごぼう、糸こんにゃく。
そしてセリです、セリがあるとないとでは全然味も香りも違います。
セリは根っこも食べられます、捨てるなんてもったいない!根っこはシャキシャキしているので食感としても楽しめます。
つまりセリは捨てる所がないんですね、全部食べられますから。
我が家では今年初の新米なんです(笑)
昨年のお米がまだ残っていたので、昨日でようやく消化する事が出来ました。
やっと今年収穫した新米が食べられると思うと嬉しくなりました、そしてこの新米を焚き、焚けたご飯をどんぶりなどに入れて、すりこぎ棒で潰していきます、イメージすると餅つきの餅みたいなものですかね。
あきたこまちは粘り気もあるお米なので、それで昔からきりたんぽやだまこが自然と家庭に根付いてきたのかもしれません。
この作業を繰り返していくと段々とごはん粒の形がなくなって餅みたいになってくるのでまずはそこで終了。
潰したご飯をお団子のように手で丸めます
あとはご飯を団子のように丸める、これがこちらで言えば「だまこ」となります。
丸める時には手袋など邪道ッス、やっぱり素手で丸めないとね、その方が感覚も分かるし、何より人の温かみもご飯に付くって言うかね。
勿論手にごはんがくっついたりするので、少し手に水を付けて丸める。
材料を煮込む、だまこは約1分程度の煮込みで十分
相変わらず家では「味どうらくの里」を使っています。
鍋物の配合としては「水1に対し、味どうらくの里6」と書かれていますが、これはお好みになりますかな、味どうらくの里が無ければ醤油でもいいのです。
人の味覚ってみんな違いますよね、薄口がいい人もいれば、濃い方がいい人もいる。
汁物って足しすぎた物は引く事が出来ないけど、足りないものは足す事が出来ます、そんな法則みたいなものってありますよね、薄ければ足せばいいし難しく考える事もないと思います。
そこで出来た汁に上記のだまこ以外の材料を入れて煮込み、火が通ったらだまこを入れます。
だまこは煮過ぎると形が崩れてくるのでざっと1分ほど煮込みます。
材料に火が通ったら終わりにセリを入れる
最後に刻んだセリ、そしてセリの根も入れて軽く火を通しかき混ぜて出来上がりです。
最後に
新米でのだまこ鍋、とてもおいしく頂きました、夜のお酒もどんどん進んだ次第です(笑)
どこのご家庭でもお米はあきたこまちに限らずとも、ごはんがあれば出来ると思います!
寒い冬、鍋物は体も心も温まります、もしか何かの参考になったのなら幸いです。
今日はこれにて、ブログを見て頂きありがとうございました。
へばね~。