光と空

日常での出来事や思った事、感じた事を綴っていきます。

農業関連施設の【雪掘り】作業。

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こんにちは。

4日ぶりの記事となります、もう何もする気が起きませんでした。

2月も半ばに入ろうとしている、例年だと今ごろの秋田は少しずつ雪が弱っていき、晴れでなくても曇りであるとか、まず落ち着いた日々を過ごす事が出来ておりました。

ですが12日の朝から13日いっぱいまでこの時期としては記憶にないくらいの大雪になり、仕事と除雪に追われ疲労困憊、精神がほぼ崩壊状態になりました。

エンドレススノー、特に13日の朝に起きたら自分の膝に到達するくらいのドカ雪になっておりました。

現在は雪の降り方も多少弱まり、少しの安堵の気持ちとなっております。

上の画像は、春になるとブルーシートをかけてその中にトラクターを入れる場所となってます。

今日現在のトータル積雪は約2メートル、それでも13日には骨組みの頭まで埋まっておりました。

「除雪・雪かき」この言葉はよく聞くと思います、ですが「雪掘り」って聞いた事ございますでしょうか。

まさに文字通り、雪を掘って物を出す作業です・・・(苦笑)

そうしないと埋まってしまい、それに雪が重なると建物が潰れてしまいます。

まずトラクターの格納場所の頭を出したのでこれで安心。

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農業用ハウスの骨組み、これだけ埋まっております。

これも同じく春にビニールをかけ、この中で稲の育苗をします。

これも雪を掘って横に渡している骨組みを出さないと折れてしまったり沈んでしまったりします。

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かんじきを履いて歩きながら横の骨組を出していきます。

いやー参った、寒気が来るのは事前に知っていてもこれほどとはね(泣)

今日と明日は秋田県の横手市って所で小正月行事の「かまくら」祭りがあります。

自分の所からは遠いのでいけませんが、昔から秋田ではこのかまくらが過ぎれば雪も落ち着いてくると言われています。

しかし、その数日前にこれほどの爪痕を残してくれるとはね。

もううんざりです、春の足音なんて全く聞こえませんな、逆に関東や西日本の太平洋側はかなり気温が高いんですってね、羨ましいッス!

そして福井県では先日の豪雪で農業用ハウスが約1500棟、倒壊被害に遭われたと聞きます。

この画像のように骨組みだけならいいのですが、農業で生計を立てているご家庭は当然ビニールをかけっぱなしです、普通雪ならビニールを滑ってわきに落ちるのですが、想定を超える大雪で骨組みが耐えきれずそのまま除雪する暇もなく潰れてしまったと想定できます。

雪の少ない年の次の年は大雪になる、これは本当でした。

こちらも昨年は少ない方でした、家の雪下ろしも1回で済んだし、日記を見たら昨年は曇りや晴れの日も多かったです。

でもその環境に対応してやっていかないといけない、気象なんてどうなるかわからないですもんね。

もう2週間もすれば2月も終わる、3月になれば例年だとあの毎日のポカポカ陽気が待っているし時間だけは確実に進んでいる。

あともう少しの辛抱だ、そう言い聞かせ今度は家の雪掘りをしてきます(笑)

へばな~(じゃあね~)。

 

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